シェンゲンビザが必要な人には、補償額3万ユーロ以上の海外旅行保険が義務です。日本人のようにビザなしで渡航する人(ETIAS開始後も同じ)には、原則として義務ではありませんが、強くすすめられます。非居住者の医療費は高額で、入国審査で万一の費用をどうまかなうか聞かれることもあります。
よい保険がカバーすべきもの
- 治療・入院費用(ビザ用なら最低3万ユーロ)。
- 医療搬送と遺体の本国送還。
- すべてのシェンゲン加盟国で、旅行期間全体にわたって有効なこと。
日本の健康保険はヨーロッパで使える?
日本の健康保険には海外療養費制度があり、海外で治療を受けた場合に一部が払い戻されることがあります。ただし、いったん全額を現地で支払う必要があり、払い戻しは日本国内で同じ治療を受けた場合の基準額がもとになるため、ヨーロッパの高額な医療費の多くは自己負担になります。救急搬送や帰国のための医療搬送も対象外です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、自動付帯か利用付帯か、治療費用の補償額(数百万円程度のことも)を確認しましょう。長期の旅行や高齢の方は、別途保険に加入するのが安心です。
保険なしで旅行するとどうなる?
日本人はビザ免除のため、保険がなくても入国はできます。しかし病気やけがをした場合は非居住者として全額を支払うことになり、数日の入院や医療搬送で数百万〜数千万円かかることもあります。
シェンゲンビザを申請する人には、3万ユーロ以上の補償、全シェンゲン加盟国と全期間で有効、医療搬送を含むことが義務づけられています。
ヨーロッパ旅行の保険の選び方
- 治療・入院費用の補償額が十分(最低3万ユーロ、多いほど安心)。
- 医療搬送・遺体搬送(救援者費用)。
- 旅程のすべてのシェンゲン国、イギリスやアイルランドも有効。
- 24時間日本語サポートとキャッシュレス診療。
- 持病がある場合は既往症の補償。
よくある質問
空港で保険の証明を求められますか?
ビザなしの場合はまれですが、費用のまかない方を聞かれることがあります。加入していれば安心です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険で大丈夫ですか?
ヨーロッパで十分な治療費を補償するなら使える場合があります。自動付帯か利用付帯か、補償額を確認し、英文の付保証明書を用意しておきましょう。
クレジットカード付帯保険だけで大丈夫ですか?
補償額と条件しだいです。治療費用の上限が低い場合や利用付帯で条件を満たしていない場合は、別途加入を検討しましょう。
ETIASの申請に保険は必要ですか?
いいえ。ETIASの申請では保険は求められません。
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情報源
このガイドは情報提供を目的とした非公式のものです。規則は変わる可能性があるため、出発前に必ずETIAS公式サイトと渡航先の当局で最新情報を確認してください。
