日本人は90日以内の観光ならビザ不要でポルトガルに入国できます。現在は有効なパスポートだけでOK、ETIASが始まったら出発前のオンライン申請(20ユーロ)が必要です。入国審査では1回の入国につき75ユーロ+1日40ユーロの所持金、滞在先、帰りの航空券を求められることがあります。
パスポート別:ポルトガルに必要なもの
| あなたのパスポート | 現在 | ETIAS開始後 |
|---|---|---|
| ビザ免除国 日本、韓国、台湾、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなど | ビザ不要 有効なパスポート+EES登録 | ETIASが必須 オンライン申請、20ユーロ |
| ビザが必要な国 中国、インド、フィリピン、ベトナム、タイ、インドネシアなど | シェンゲンビザ | シェンゲンビザ ETIASは対象外 |
| EU・EEA・スイス | 追加の手続きなし | 追加の手続きなし |
どのグループかわからない場合は、ETIAS必要チェッカーを使うか、公式の国籍リストを確認してください。
ポルトガルの入国審査で求められること
ビザが不要でも、ポルトガルの審査官はシェンゲンの入国条件を満たしているか確認できます。紙かスマートフォンで、すぐ出せるようにしておきましょう:
- 有効なパスポート ヨーロッパを出国する日から3か月以上の残存期間があり、10年以内に発行されたもの。
- 渡航目的と滞在先 ホテルの予約、招待状または滞在先の住所と、旅行の目的(観光、出張、家族訪問)を示すもの。
- 帰りの航空券または次の目的地への航空券 90日以内に出国することを示すもの。
- 海外旅行保険 ビザ免除の旅行者には義務ではありませんが、強くすすめられ、質問されることもあります。
- 十分な所持金: 入国1回につき75ユーロ+滞在1日につき40ユーロ. (各国が定める参考金額、欧州委員会、2026年6月8日)
ポルトガルへ渡航するときの入国審査の場所
ポルトガルの主な国際空港:Lisboa (LIS), Porto (OPO), Faro (FAO), Funchal (FNC)。
ポルトガルが旅程で最初のシェンゲン加盟国なら、入国審査とEES登録は到着した空港で行われます。ほかのシェンゲン国の空港(ヘルシンキ、フランクフルト、パリ、アムステルダムなど)で乗り継ぐ場合は、そこで審査を受け、ポルトガルへの便はシェンゲン域内便の扱いになります。
ポルトガルの陸路の国境はすべてほかのシェンゲン加盟国との国境なので、車・バス・鉄道で越えるときに常設のパスポート審査はありません。ただし一時的に審査が再導入されることがあるため、パスポートは常に携帯しましょう。
ポルトガルの空港と国境でのEES
ポルトガルでは、Lisboa (LIS)から港や陸路の国境まで、すべての外部国境で出入国システム(EES)が使われています。2025年10月12日に始まり、2026年4月10日から全面運用中です。初めて入国するときに指紋4本と顔写真(12歳未満は指紋なし)が登録され、日付が記録されます。ポルトガルではパスポートへのスタンプはもう押されません。2回目以降は照合だけです。
ポルトガルを詳しく:アゾレス諸島、マデイラ島、審査を行う機関
アゾレス諸島とマデイラ島はシェンゲン圏内のポルトガル自治地域なので、リスボンやポルトからポンタ・デルガーダやフンシャルへの便は国内線です。ただし、ヨーロッパ以外からフンシャルやアゾレスへの直行便は外部国境となり、審査があります。
旧国境管理局(SEF)が2023年に廃止されてから、ポルトガルの空港でのパスポート審査は治安警察(PSP)が行い、移民庁AIMAが居住許可や長期ビザを担当しています。原則として、ポルトガルで暮らす・学ぶ・働くには、観光入国ではなく、出発前に取得する国のビザが必要です。
ポルトガル在住の知人宅に泊まる場合は、受け入れと費用負担を確約するtermo de responsabilidade(保証書)に署名してもらえば、国境で示すことができます。
ポルトガルについて知っておきたいこと
- 保証書(termo de responsabilidade):知人宅に滞在する場合、受け入れる人が署名して滞在先と費用を証明できます。
- アゾレス諸島とマデイラ島もシェンゲン圏です。
滞在できる日数
あらゆる180日間のうち最大90日まで滞在できます。ポルトガルでの日数はほかのシェンゲン加盟国の日数と合算されるため、別の国で1か月過ごしたあとにポルトガルで1週間過ごすと、残りは約53日です。90/180日計算ツールで確認しましょう。
よくある質問
日本人はポルトガルにビザが必要ですか?
90日以内の観光なら不要です。
10日間のポルトガル旅行で必要な所持金は?
公式の目安では、75ユーロ+40ユーロ×10日=1人475ユーロです。
乗り継ぎでポルトガルへ行く場合、入国審査はどこで受けますか?
最初に到着したシェンゲン加盟国の空港です。たとえば日本 → ヘルシンキ → ポルトガルなら、ヘルシンキで入国審査とEES登録を受けます。
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情報源
このガイドは情報提供を目的とした非公式のものです。規則は変わる可能性があるため、出発前に必ずETIAS公式サイトと渡航先の当局で最新情報を確認してください。
